ブログ運営をする上で最も大切なものは、自分が膨大な時間を使って集めた画像データや文字コンテンツです。
今回は、この大切な2つのコンテンツの内の一つである、文字コンテンツをバックアップする方法の一つを紹介していこうと思います。
この記事は、phpMyAdminが利用できる環境にある事を前提としています。
phpMyAdminはコンテンツの図書館
phpMyAdminは、文字コンテンツが保存されている本棚の様なものをイメージして頂ければ分かりやすいと思います。
phpMyAdminは、クエリなどを管理する仕組みで本格的に扱おうとすれば、専門的な知識を要します。ただし、ブログメディアを個人レベルで扱う程度であればサイトのバックアップもしくは移転をする時くらいしか使わない情報である為取り立てて深い知識を持つ必要はないと思います。
ちなみにインターネットでたまに情報流出・情報漏洩が話題になりますが、多くの場合はこのSQLを保管しているサーバーにハッキングしてセキュリティを突破した結果SQLデータを盗まれている事になります。
phpMyAdminでデータバックアップする方法
バックアップは、クリックを2回程度で簡単に保存する事ができます。
方法は、エクスポートをクリックして、簡易保存もしくは詳細のいずれかを選択した後実行するだけです。
詳細保存を実行する場合は、余計なところを触らない事が大事です。
変えるのは、「DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTIONを追加 と クエリ数を1,000」の2点のみです。
中〜大規模サイトなどファイルが大きくなりそうなら適宜、圧縮方式の保存方法などを選択してくださいね。
phpMyAdminでデータを復元する方法
データの復元も同じく、クリック2〜3回程度で可能です。
方法は、インポートを選択した後あらかじめバックアップしておいた「〇〇.sql」というファイル(圧縮している場合は〇〇.zip)のディレクトリを選択して復元を押すだけです。
インポートエラーが発生する時にはファイルを分割してアップロードするか、「php.ini」ファイルを編集る方法があります。
/etc/php7.d/php.ini post_max_size = 100M
補足:phpMyAdminのログイン情報が分からない時はwp-config.phpをみよう
phpMyAdminのログイン情報なんて忘れた!そんな事覚えていない!という方は、レンタルサーバーにFTP接続でアクセスして「wp-config .php」というファイルを探して下さい。
このファイルをメモ帳やテキストエディタファイルで開き「26〜40行目」付近を見るとMySQLのログイン情報が記載されています。
// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** // /** WordPress のためのデータベース名 */ define('DB_NAME', 'データベース名'); /** MySQL データベースのユーザー名 */ define('DB_USER', 'ユーザー名'); /** MySQL データベースのパスワード */ define('DB_PASSWORD', 'パスワード'); /** MySQL のホスト名 */ define('DB_HOST', 'localhost'); /** データベースのテーブルを作成する際のデータベースの文字セット */ define('DB_CHARSET', 'utf8'); /** データベースの照合順序 (ほとんどの場合変更する必要はありません) */ define('DB_COLLATE', '');
この記事が参考になれば嬉しいです。