こんにちは。ブログでファイアの管理人です。
よく、ブログに関して指南する、記事や動画を見ていると高品質な記事を書けと言われる事があります。
ただ、漠然と高品質な記事を書けと言われてもよく分からなくない!?
ブロガーにとって高品質な記事というのは永遠の課題です。
高品質と感じる所は人それぞれ違うので分かりづらいですが、私は読んだ人の悩みを解決したり、新しい発見を得ることができるコンテンツだと思います。
客観的な指標で表現するのであれば、
・ページからサービスの申し込みや関連リンクにアクセスされる
・コメントが書き込まれたり、SNSでシェアされる
といった要素を兼ね備えたコンテンツは高品質な記事であると定義して検証していきたいと思います。
高品質な記事とは?
ページの滞在時間が長い=読者やユーザーの悩みが解決されるコンテンツ
ページの滞在時間が長いということは検索エンジンから訪れたユーザーの検索した意図=悩みを解決するコンテンツがあると考える事が出来ます。
検索上位のコンテンツを見てみると、最低でも5,000文字を超えるコンテンツがずらりとならんでいます。
2021年4月現在の検索エンジンのトレンドは、網羅的かつ専門的な内容を解説出来ているサイトが検索上位を取っている事が多いです。
本質的なことを考えるのであれば、長文を書いているから検索上位なのでは無く、多様な悩みにより剃って、分かり易く表現すると文章が長くなって結果として長文になっている事が多いと私は考えます。
検索上位のブログを真似してただ長文を書くのでは無く、長文でありながら読まれるコンテンツの魅せ方を学んで自分のサイトに取り入れることを目指します。
滞在時間はGoogle アナリティクスで分かる
私が当サイトとは別のドメインで運営しているブログで検索上位をゲット出来ているコンテンツの滞在時間について調べて見ました。
画像は残念ながら規約的に貼れないのですが、やはりページの滞在時間と検索エンジンにおける評価に一定の関連性があることがわかります。
検索順位(サーチコンソールから) | 平均滞在時間(アナリティクスから) | クリック率(サーチコンソール) | |
サイト全体 | 14位 | 3分43秒 | 2.73% |
上位ページA | 4.5位 | 5分11秒 | 1.71% |
上位ページB | 6.3位 | 6分36秒 | 4.91% |
上位ページC | 3.2位 | 4分25秒 | 9.1% |
Google アナリティクスはブログ運営者にとって必須のサービスです。
データがなければ、何をどの様に改善すれば良いのか分からないからです。
検索エンジンからの集客を目指している中でまだ、Google アナリティクスに登録していない方は直ぐに導入することをオススメします。
動画全盛の時代に活字がメインのブログの価値は専門性の高さ
5Gが広がると言われる現代に置いてメインが文字(活字)となるブログのコンテンツとしての価値は、専門的な分野を網羅的に学べることです。
ブログは、記事毎をカテゴリーに分けて分類出来るので興味がある分野をユーザーが網羅的に学びやすい傾向があります。
一方で動画コンテンツは、手っ取り早く初歩的な知識を学ぶことは得意ですが専門的な知識を体系的に学ぶ事には向いていません。
自分が動画を見ている時のことを思い出して見て下さい。
動画は、実際に視聴をして見ないとどんなコンテンツか分からない・どこかで聞いたことや見たことがあるコンテンツが多いはずです。
バックエンドと呼ばれる自分独自の商品を持っている人以外の動画配信者の利益は、動画広告の視聴回数×広告単価です。
動画発信者が初心者向けのチュートリアルにコンテンツが偏るのは専門的な分野の動画は作るのが難しい割には、視聴してくれる人が決して多い訳ではないからです。
ブログという文字コンテンツが勝ち抜くためには、動画や他サイトには無い独自性や納得できる根拠を示すことです。
投資ブログであれば、投資した人で無ければ分からない喜びや苦悩と言った生の声をコンテンツ化することで、多くの読者の共感を得ることが出来るかもしれません。
ただ、損を出した・利益を出したという記事では読者に伝わるものがないです。
失敗や成功のエッセンスや体験談を発信することに価値があります。記事を作る上で結論や読者に何を伝えたいのかを明確なコンテンツは高品質になりやすいと思うよ
高品質なコンテンツは読みやすい文章ではないか?
検索エンジンで上位を取っているコンテンツを分析していると、ある一定の型(フォーマット)がある事が分かります。
それは、冒頭で問題提起をしてから、記事を読むメリットとデメリットを示す・そしてH2からH4等でそれぞれのテーマを深掘りして最後にH2で結論をまとめるという構成です。
私も勉強中なのですが、冒頭の文章でどれだけ読者の悩みに寄り添えることが出来るのか?面白い掴みの表現が出来るのかがポイントです。
記事の構成を図で表すと以下の様な感じでしょうか?
コンテンツの順番としては、冒頭でタイトルで想定した読者の興味を引く様な誘導文を書きます。
メリットやデメリット・記事の大まかな結論を述べることで読者が記事の概要を理解出来るので記事の総量と自分の悩みを解決できるか判断する手がかりになります。
ユーザーが分かりづらい・興味が無くなったと感じさせる(ストレスがかかるポイント)がサイトから離脱される場所です。
1スクロールする中で全てが文字で埋めつくされていると読む気が無くなる読者が多くなります。
サイトを訪問してきているユーザーは、別に文字を読みたい訳では無く自分の悩みを解決したいことを忘れてはいけません。
記事構成の話に戻ります。
H2からは、記事タイトルのコンテンツをメリットやデメリット・専門的な言葉であれば用語の解説などに分解して詳しく説明します。
専門用語を難しいまま書いても読者の悩みは解決しません。
専門的な用語をわかり易く解説するためには、運営者本人が専門用語を理解して初心者の方に分かる様な形で表現する必要があります。
表現方法としては、一般的なイメージで言い換える事でわかり易くなる事が多いです。
ブログ運営は、よくストック型ビジネスと言われると思いますが、これまでビジネスに取り組んだ事がない方にはイマイチしっくりこない表現です。
一般的な方に表現するのであれば、ブログは農業と似ていると説明すれば良いです。
記事の作成=作物の種をまく、記事で収益を上げる=作物の収穫といった具合です。
どちらも、直ぐに成果を得られない点や手間暇がかかる事が類似点として挙げられるといった具合です。
単調な文章だけでは、分かりづらいと思われてあっという間に他サイトへ再訪問されてしまい、SEO上の評価の下落を招いてしまいます。
図や表・画像(出来ればオリジナル)・吹き出し・箇条書き・マーカーなどで装飾して重要な事であることをアピールしつつ、読者を飽きさせない構成を作れれば、ページの滞在時間の向上をすることが可能です。
コンテンツの順番も無作為に並べるのでは無く、論理的に繋がる様な構成にすることで違和感なく読み進める事が出来ます。
他サイトから被リンクを得られるコンテンツ
現在のSEOで最も効果があると言われるのが、高いドメインランクを持つサイトからの被リンクだと言われています。
被リンクを得られるコンテンツとはどういうものか?と言えば、専門家ならではの見識を述べている・統計を用いてデータを解析しているなど、大多数の人がやらない・持っていない知識で作られたコンテンツです。
一般的に言われる一次情報と言われる分野のことです。
一次情報とは、インターネットやSNSで他の誰かが発信した内容を見て自分なりに分かり易く噛み砕いたコンテンツでは無く、自分の体験や分析した情報の事を言います。
多くの人がお金や時間といったリソースを割きたくない分野で面倒なことを引き受けて発信する人の情報には価値があります。
動物の世界ではファーストペンギンと呼ばれる様な役回りです。
沢山の人が知りたいことや興味があることに、自分のリソースを割いて取り組めること、そしてその体験や経験を表現する術を磨いて行く事が高品質なコンテンツ作りには不可欠な作業であると考えられます。
コメントやSNSでシェアされる
ユーザーにとって役に立つコンテンツであれば、訪問者からコメントやSNSでシェアされることがあります。
ブログに集客する手段としては、検索エンジンから流入する人が大多数だと思います。
そこから一歩踏み込んで、検索エンジンからのサイト流入に加えてSNSやメルマガ・LINE@に登録したユーザーを獲得出来る人は、情報の正確性やその人の情報発信の仕方にファンが付いている状態です。
検索エンジン以外からのユーザーを多く獲得出来ているサイトやコンテンツを研究することでユーザーがどの様な情報や表現に興味を示しているか研究することが高品質な記事作成において重要な事だと感じます。
まとめると、当たり前かもしれませんが誰かの悩みや疑問に寄り添って、問題を解決する記事を書けることが高品質な記事の条件です。
当たり前のことを当たり前に表現するのが難しいよね