LINEMOから月額990円の新料金プランが発表されました。
- POINT
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- 7月15日から申し込み開始
- 通信量は3GB・通信品質はソフトバンクと同等
- 通話準定額プラン1年間無料
- サービスの競合先としては、MVNOと楽天モバイル
- 料金の支払いに口座振替が可能
- esimも利用することが出来る
LINEMOのミニプランとは?
LINEMOの新プラン(ミニプラン)は、必要最低限の機能しかいらない人をターゲットに据えたプランです。
通信量は速度制限なしは3GBまで
速度制限は、3GBは超えた時にかかり制限後は300kbpsに低下します。
ただ、3GBに到達するまでは、ソフトバンクの通信回線と同等の品質でサービス提供を受けることが可能となります。
実際のユーザーによると同等の品質とまではいかない場合もあるとのことです。必ずソフトバンクとの同等の品質を確証することはできません。
データ容量の超過後の最大通信速度も300kbpsは出るので、一般的な格安sim(MVNO)と呼ばれるか業者は128kpbs〜256kbpsの多さを考えると通信速度が優っています。
また、LINEギガフリーはミニプランでも同等のサービスを受けることができるのでLINEのトークと音声通話ではギガを消費しません
LINEのヘビーユーザーには嬉しいプラン内容です。
YouTubeやInstagramなどのSNSをあまり見ない方には通信量の大幅な削減になります。
LINEMOのミニプランとスマホプランの比較
ミニプランとスマホプランでは、データ量と価格・そして容量超過後の最大速度が大きく異なる条件になります。
PayPayやLINEスタンプのポイントバックキャンペーンも対象外になっています。
5分間の音声通話放題
気になる通話プランについては、月額550円ですが1年間はキャンペーンとなり無料で利用をすることが可能とのこと。
一人当たり550円から12ヶ月分のサービス料をとらないことからもその本気度が分かります。
LINE電話は無料なので、個人間のやり取りであればLINEだけで問題ないと考えらます。
競合するサービスは楽天モバイルと格安sim業者
これまで大手三大キャリアのau・ドコモ。ソフトバンクではそれぞれ「povo/LINEMO/ahomo」のプランで横並びのプランを展開していました。
このLINEMOの新プランは、楽天モバイルの楽天アンリミットの段階性プランをターゲットにして格安sim業者の(MVNO)の顧客層をターゲットにしていることが分かります。
格安sim業者はクレジットカード決済のみのことが多いですが、LINEMOは口座振替にも対応するとのことで利用できるユーザーを増やせる見込みが立っています。
LINEと軽いネットサーフィン程度ならかなり使い勝手の良いプランになりそうです!
低容量格安sim業者とのプラン比較
提供会社/通信容量 | 1GB | 2GB | 3GB |
LINEMO | 990円 LINEMO |
||
nuromobile | 792円 | ||
HIS Mobile | 590円 格安ステッププラン |
790円 | |
IIJmio | 858円 |
通信品質を比較すればLINEMOの品質が勝ることは容易に想像することが出来ます。
楽天モバイルとの比較
楽天モバイルのUNLIMIT Ⅵ では、通信容量毎の段階料金が採用されています。
同等の条件で言えば、LINEMOの方が楽天UNLIMITの方が安くなります。
比較する項目/サービス提供 | LINEMO | 楽天モバイル |
選べるプラン | ミニプラン/スマホプラン | Rakuten UN-LIMT Ⅵ |
超過後の速度 | 最大300kbps | なし |
通話プラン | 5分かけ放題1年無料 (キャンペーン適用時) |
楽天Link発信なら無料かけ放題 |
料金(3GB比較) | 990円 | 1,078円 |
その他の特典 | LINEフリー(通話・トーク) | SPUで+1倍(1%) |
ただ、楽天モバイルは各地方の都市部では、つながるところが多いですが、郊外に移動すると圏外もしくはauのパートナーエリアとなる場面が多く、全国各地で安全に問題なく利用できるという所まで設備投資が追いついていません。
安い月額使用料で、最低限のデータ容量と携帯通話・LINEが使えれば問題ないという方にはLINEMOのミニプランはとてもオススメ出来る内容となっています。